本校の校内研究
研究主題
「学び合いを通して自分のよさに気付き,よりよく生きようとする子供の育成」
~道徳的価値を自分との関わりで考える授業を通して~
◇研修部だより(保護者向け)・「けんしゅうしましょ」(職員研修) ~平成31(令和元)年度~
けんしゅうしましょ1号(5月24日)けんしゅうしましょ2号(6月27日)けんしゅうしましょ3号(7月17日)
けんしゅうしましょ4号(7月19日)けんしゅうしましょ5号(8月8日)けんしゅうしましょ6号(8月29日)けんしゅうしましょ7号(9月20日)けんしゅうしましょ9号(11月25日)けんしゅうしましょ10号(1月15日)
けんしゅうしましょ11号(1月15日)けんしゅうしましょ12号(1月16日)
研修部だより1号(6月7日)
平成31(令和元)年度の実践
【11月22日 松木教諭 6年1組】
主題名「過ちを許す」
内容項目 B-11 相互理解,寛容 教材名 「銀のしょく台 」
「あゝ無情」の一番目を取り上げている本教材は,長い刑期を終えたジャン・バルジャンを温かく迎えた司教。ジャンはその司教の家から銀の食器を盗んで逃げてしまう。翌日憲兵に連れてこられたジャンに対して,司教は怒るどころが食器はあげたものであるといい,さらに銀の燭台をもたせてしまう。この,司教はどうしてジャンを許すことができたのだろうかを中心として議論を深め「広い心」について深く考える時間となりました。
【10月4日 磯谷教諭 1年2組】 指導案はこちら板書・総合単元ニット表はこちら
主題名「優しい気持ち」
内容項目 B-6 親切,思いやり 教材名 「はなばあちゃんがわらった 」
花と子供が大好きな「はなばあちゃん」は毎朝,登校する子供たちを見送ってくれます。そのばあちゃんが,育てたお花が盗まれてしまいました。元気をなくしてしまったおばあちゃんを元気付けようと,子供たちは折り紙でつくったお花をプレゼントしました。
おばあちゃんのやさしさが,子供たちにやさしさの種をまき、やさしさの連鎖が始まったことに学習した子供たちは気づいたようです。どうして,人に親切にできるのだろうか。本時の課題に迫ることができた授業でした。
【9月30日 森教諭,齊藤教諭 こもれび学級(情緒学級)】 指導案はこちら
相手を大切にしたコミュニケーション力を育む集団活動
「みんなが楽しめるように工夫して活動しよう」 (自立活動)
今年度はこもれび学級内でたてわりグループを編成し,「縦のつながり」「学級としての1つの集団」といった集団の中の一人である自分を意識できるようなグループ編成で学習を進めています。今回は,自分の事だけではなく,周りのみんなの事も考えて活動するために大切なことについて学習をしtました。1回目の活動の失敗を話し合い,2回目の同じ活動に生かし,楽しく活動するために大切なことを学びました。
【特 集】 第30回 帯広小学校 教育研究発表会 より
【1年1組 永井教諭】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「ともだちとなかよく」
内容項目 B-10 友情,信頼 教材名 「こころはっぱ 」
【1年2組 磯谷教諭】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「つよいきもちでしっかりと」
内容項目 A-5 希望と勇気,努力と強い意志 教材名 「こぐまの らっぱ 」
【2年1組 飯田教諭】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「みんなのものを大切に」
内容項目 C-12 規則の尊重 教材名 「きいろい ベンチ 」
【3年1組 小林教諭】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「心のこもった行動」
内容項目 A-2 正直,誠実 教材名 「ぬれた本~リンカーン~ 」
【4年1組 横山教諭】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら板書計画はこちら
主題名「友達と信頼し合う」
内容項目 B-10 友情,信頼 教材名 「ぼくらだってオーケストラ 」
【6年1組 松木教諭】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら板書計画はこちら
主題名「明るく生きる」
内容項目 A-2 正直,誠実 教材名 「手品師」
【のぞみ学級 鈴木教諭・宇野助手】 指導案はこちら
生活単元学習 「見る・聞く・感じる・考える」
様々な活動を行い,自分の気持ちを伝えたり,相手のことを考えたりする力を養う
【こもれび学級1組 齊藤教諭・図示教諭】 指導案はこちら
自立活動 気持ち認知を育む集団活動
「気持ちのひみつ」
【こもれび学級3組 森教諭・古田教諭】 指導案はこちら
自立活動 相互理解を育む集団活動
「自分のため 周りのため」
【ことばの教室 大畑教諭・宮﨑教諭】 指導案(大畑教諭)はこちら指導案(大畑教諭)はこちら指導案(宮崎教諭)はこちら
ことばの発達とコミュニケーションを促す指導
【8月23日 研究授業 横山教諭(4年生)】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら板書計画はこちら
主題名「自分のよさを伸ばすく」
内容項目 A-4 個性の伸長 教材名 「うめのき村の四人兄弟 」
うめのき村の四人兄弟はそれぞれの長所を発揮して協力することで,嵐から村を守ることができた。『自分のよさを伸ばすのに必要なことは何か」を追求するテーマとして,「おとう」はどうして,この4人にそれぞれの仕事を分担させたのかを考え,よさを知り,生かす大切さについて実感することができました。
【8月23日 研究授業 磯谷教諭(1年生)】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「最後まで粘り強く」
内容項目 A-5 希望と勇気 努力と強い意志 教材名 「こぐまのらっぱ 」
音楽隊の演奏会に向けてらっぱを担当するこぐまが、うまく演奏できずにくじけそうになる。それでも練習に取り組み演奏会を成功させるお話から,がんばる心を強くするにはどうしたらよいかを考えようを課題に学習をしました。こぐまのあきらめそうになる気持ちに自我関与させ,それでも練習を続けられたのはなぜかを深く考えることができました。
【7月3日 研究授業 小林教諭(3年生)】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「正しいと思うことは自信をもって」
内容項目 A-1 善悪の判断 教材名 「二つの声 」
教室で花瓶を割ってしまった正二が,自分の失敗を正直に言うべきか,黙って見て見ぬふりをし,責任をほかの友達になすりつけるべきかを葛藤するという教材から,正しいとわかっていることをする心について学びました。心の中の悪魔のささやきと,天使のささやきは誰にでもあることだと理解し,その先にどうしたら正しい行動にうつせるのかをみんなで考えました。勇気を出す,正直な気持ちを大切にするなどの心に子どもたちの学びは向かい,正しい行動に転移させる学びに深まっていったようです。
【7月1日 研究授業 飯田教諭(2年生)】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「友達のために」
内容項目 B-4 友情・信頼 教材名 「ともだちやもんな,ぼくら 」
近所のかみなりじいさんで有名なおじいちゃんのお庭で虫取りに夢中になっていた3人の男の子。そのおじいちゃんに見つかり、3人は一目散に逃げるが、ヒデトシは転んでしまい置き去りに。逃げた二人はどうしようかと悩む二人。最初は自分のことしか考えていなかった二人だが、次第にヒデトシの事を気にする心の動きに着目し、友だちを思う気持ち、大切にしようとする気持ちが、もっと仲良くなるために大切なことだと気付きました。
【6月20日 研究授業 新川教諭(5年生)】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「自分にできることを」
内容項目 C-12 規則の尊重 教材名 「 駅前広場はだれのもの 」
駅前広場には、毎日たくさんの自転車が置かれ交通の妨げになっている。この状況をみかねて、子ども会ではこのことが議題に話し合われた。自分たちで清掃活動をしたり、看板をつくったりしようとする意見と、それは置く人が悪いのだからどうして自分たちがやらなくてはいけないのかという意見が対立します。結局はみんなで協力し、駅前広場の整理を始める。どうして、反対だった人たちは、考えが変わったのかを中心発問として、話し合いを深めていきました。一人一人がルールを守るのはもちろんだが、自分にできることをやろうという考えに行きついた子どもたちもいました。
【5月24日 提案授業 永井教諭(2年生)】指導案はこちら総合単元ユニット表はこちら
主題名「気持ちのよい挨拶,言葉遣い」
内容項目 B-9 礼儀 教材名「いそいで いても」
鍵を拾ったたくやとあきらが、一目散に職員室へ行き届けようとしたが、職員室前であきらの一言に思いとどまりノックをして礼儀正しく先生へ届けた。「あいさつって大切?めんどうだよね」と揺さぶり、「あいさつをするとどんないいことがあるのかな」を課題として学習がスタートしました。子どもたちは、相手も自分もにこにこになるから大切なんだよとまとめ、礼儀の大切を実感しました。
平成30年度の実践
2月8日 のぞみ学級 授業研
生活単元学習 「やくそくを守ってかつどうしよう」
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本時では3つのゲームを行いました。そのゲームを通して、「おこらない」「泣かない」「ルールを守る」の3つのやくそくを本時の目標として活動を行いました。児童はルールをしっかりと理解し、本時のねらいを意識して活動に取り組むことが出来ました。事後研では、「ふりかえりの内容」や「ふりかえりのタイミング」などについて議論を深めました。
11月22日 1年2組 授業研
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主題名「友達を思う心」
内容項目 B-9 友情・信頼 教材名「二わのことり」
友達となかよく過ごしたい,でも時にはけんかをして嫌な思いをしてしまったり,相手を怒らせてしまったりすることがある。それはどうしてなんだろう。「二わのことり」を教材にして,友達と仲良くするために大切なことは何かを課題として学び合いました。「みそさぞい」は,誕生日を迎えたが,一人でいる「やまがら」はどうして,「みそさぞい」のところへ行こうとしたのかを考えながら、相手の気持ちを考え行動することが,友達と仲良くする大切なことなんだと学びました。
10月12日 こもれび学級(情緒) 授業研
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自立活動 相互理解の言葉・表現力を育む集団活動
「いってもいいこと・いわないほうがいいこと」
自分が思ったことを素直に表現することは、生活の場面で良い時と控えた方がいい時があります。しかし、子どもたちはその判断が難しい場合があります。こもれび学級の集団活動では、教室内で起こり得る一場面を切り取り、学び合いました。冷静に客観的に見るとどの子も、その判断はしっかりとできましたので、今後はそれを実生活の場面を学習場面として学びを高めていきます。
10月5日 1年1組 永井学級 授業研
主 題 名「がんばりつづけること」
内容項目 A-5 希望と勇気,努力と強い意志
今自分ががんばっていることは何のため?どうして辛いことをみんなはがんばるの?そんなことやめてしまったら,もっと楽しく生活できるんじゃない? そんな価値と意識のずれを感じさせながら、45分がスタートしました。頑張り続けることの意味や大切さを対話し合いながら深める1年生の質の高い学びの姿が見られました。
9月14日 第29回教育研究発表会
1年2組「こころはっぱ」
3年1組「なかよしだから」
4年1組「あかいセミ」
5年1組「名医、順庵」
6年生「手品師」
こもれび学級「ともだちとのかかわりかたをしろう」
8月24日 鳥取市立世紀小学校 木原一彰先生 模擬授業
3年生『思いやりの心」 一さつのおくりもの(東京書籍) B-7 親切、思いやり
「親切にするのは何のためだろう?」をテーマに、教材に自我関与させながら、納得解をもとにしながら、共通解に導く提案的な授業を参観しました。
8月24日 松木教諭 プレ研
5年生『みとめあう心」 名医、順庵(東京書籍) B-11 相互理解、寛容
「広い心につい考えよう というテーマについて、単に許してあげるのが「広い心」なのかについて考え、相手に共感し、理解してあげた上での行為が広い心につながるという深い学び合いがみられました。
8月24日 永井教諭 プレ研
1年生『気持ちのよい生活」 かぼちゃの つる (東京書籍) A-31 節度、節制
「わがままについてかんがえよう」をテーマに、気持ちのよい生活を送るにはどうしたらよいのかを学習しました。今後のよりよい生活について友達と交流し合いながら学びを深めました。
7月5日 4年1組 新川学級 研究授業
指導案はこちら指導案はこちら(板書)
4年1組の授業研が行われました。A-(3)節度・節制の内容項目で「いっしょになって,わらっちゃだめだ」の教材を用いて学習をしました。『周りに流さないために大切なことについて考えよう」を学習テーマに自分で考え行動することの大切さについて考える45分でした。
この授業は、学校指導訪問2次の特設授業としても位置づけられており、研究協議では市教委指導室長、十勝教育局・帯広市学校教育指導室、それぞれの指導主事からもご助言をいただき、今後の道徳授業の指針を示していただく深まりある研究授業になりました。
6月26日 2年1組 横山学級 研究授業
指導案はこちら
2年1組の授業研が行われました。本授業の教材は「ともだちやもんな ぼくら」 内容項目B-9(友情)です。 一緒に遊ぶのが友達か? 助け合うのが友達か? 友達ってなんだろう? 友達になるために大切なことはなんだろう? 2年生の子どもたちが友達との対話を通して友達について深く学び合う授業となりました。
6月 7日 体力測定研修会
来週からの体力測定に備えて、計測の仕方などについての研修会が保体部の主催で行われました。子どもたちが一生懸命にがんばり取り組む体力測定に,正確な測定ができるよう細かなところまで確認が行われました。
昨年度からの体力アップが図れるための取組の成果が表れ、子どもたちの励みになることを願っています。
5月21日 教師力アップ研修
WISC-IV からわかる子どもの様子 講師 若菜 順 氏 (帯広市心の相談員)
「WISC-IV」はよく聞くもののその実際はどのようなものなのか。その内容からどのようなことが分かるのかなどの基礎的なことから,WISC検査を受ける際の注意事項や結果の生かし方などを事例などからとても分かりやすくご教授いただきました。
今回の研修で学んだことから,子どもたちや保護者の方々のニーズに合った支援をきめ細かくしていきたいと思います。
5月18日 5年1組 授業研究
「なりたい自分に」 いつも全力で~首位打者イチロー A-(5)
5年1組で授業研究が行われました。なりたい自分になるために,日々どのようなことをたいせつにしていけばよいのかを考える45分でした。
共通解までの授業構成はたいへんすばらしいものでした。今後の課題としては,共通解から納得解までの授業構成をどのようにしていけばよいのかということが事後研で確認されました。